1962-05-06 第40回国会 衆議院 運輸委員会 第28号
○加藤(勘)委員 今副総裁が言われたように、一つそういうまるい気持で現業員諸君の代表である組合と話し合ってもらえば、私は話はつくと思うのです。いつもかどばって、敵視しながら、憎み合いながら話したのでは、話はいよいよかどばっていくばかりで、四角が五角になり、さらに六角になっていったら衝突ばかりです。
○加藤(勘)委員 今副総裁が言われたように、一つそういうまるい気持で現業員諸君の代表である組合と話し合ってもらえば、私は話はつくと思うのです。いつもかどばって、敵視しながら、憎み合いながら話したのでは、話はいよいよかどばっていくばかりで、四角が五角になり、さらに六角になっていったら衝突ばかりです。
いろいろと話し合った結果、人間も足りないのだ、三六協定も結ばないと言うからそれで局区長を呼びつけて、それからとにかくすぐ結べということで、私はその交渉に応じさして結ばした経験があって、今日非常に市民から、現業員諸君を初め非常に感謝されておるような実態で、さようの話の場があればいつでも解決がつく。
もちろんサービスの改善、経営の合理化は、当然これに熱意を示すべきでありますが、特に私の注意を喚起いたしたいことは、この國有鉄道を運営する六十一万の現業員諸君が、この運賃の値上げに反対し、あるいはサービスの向上による列車の増発に反対せんとする氣勢を示し、または統一ある労働組合の運動に対してすら協力せんとする熱意を示さないごとき、かくのごとき状態において從事員の協力なくしていくら予算上のつじつまを合わせましても
私が見ました範囲におきましては、東京その他でいろいろと苗穂工機部等における怠業、いわゆる山猫といつたようなことが報ぜられておりましたが、私半日現場をくまなく拜見し、また組合の幹部、現業員諸君と親しく話をいたし実態を見てまいりましたところでは、怠業その他不祥な事態は全然見られずして、能率がかなり高く上つておつたようでございます。